患者様は、常にどういうときでも、個人として、その人格を尊重される権利を有します。プライバシーの保護と宗教または信仰の自由が守られる権利を有しています。

患者様は、適切な環境で、安全で適切な治療・処遇を受ける権利を有しています。患者様は不適切な治療・処遇を拒否する権利を有するとともに、第三者機関に不服申し立てをする権利を有しています。

患者様に対する治療及び看護は、個別に作成される治療計画に基づくものであり、その計画検討には患者様も参加する権利を有しています。

患者様は、治療の内容について適切な情報提供・正確かつ分かりやすい説明を受けそれらを理解した上で、同意あるいは不同意を選択する権利を有しています。

患者様は、入院時に自らの権利について告知を受ける権利を有するだけでなく、入院中はいつでも自らの権利について情報の提供及び説明を求める権利を有しています。

入院中の患者様は、家族・友人・知人あるいは権利擁護の援助者など外部の第三者と通信・面会等により自由に交流する権利を有しています。

不服申し立て権利の行使、治療計画や退院後の生活設計の検討に参加するために、弁護士、司法書士、精神保健福祉士など専門家の援助を受ける権利を有しています。